Frantière official blog

『ボン・ヴォヤージュ』

ゴッホ美術館 @アムステルダム

2021.11.18 ブログフランス美術
(この記事は、2020年2月に書かれたものです。コロナ禍でタイミングを失っていましたが、東京都美術館で「ゴッホ展 響き合う魂 へレーネとフィンセント」が開催中ということでアップしたいと思います。)

アムステルダムのゴッホ美術館を訪れました!

オランダ生まれの画家・Vincent Willem van Gogh(フランス語での発音はvɪnsɛnt ʋɪləm vɑŋ ɣɔx)は、19世紀後半にフランスで活躍しました。
ゴッホは、明るい色彩と大胆な筆使いで、今では世界中で絶大な人気がありますが、当時の画壇に彼の作品は理解されず、精神病を患い37歳という若さで自死を選ぶという壮絶な人生を送った画家でもあります。
ゴッホ美術館では、ゴッホの多くの傑作とともに、家族によって提供されたゴッホの手紙を辿りながら、彼の短く、しかし濃密な人生を追体験できます。美術に興味のある方もない方も、きっと満足できる美術館だと思います😊
やはり人気の《ひまわり》。館内は撮影可。

私のお気に入りは、やはりゴッホの自画像✨
ゴッホは多くの自画像を残しているのですが、新しい描き方を探っているかのように、色使いやタッチがそれぞれ違います。
描いた時の精神状態を表していると考える方も多いと思います。ぜひ、あなたの感性で見比べてみてください。
《自画像》。館内もとてもおしゃれです!

ゴッホが日本美術から大きな影響を受けていたことはご存知ですか?
ゴッホ美術館には、ゴッホが浮世絵を模して描いた作品も展示されています。
ゴッホの作品から、浮世絵の計算された構図と目を引く色使いに、改めて気づかされました。
絵画の革命児・ゴッホが賞賛した日本美術…私はとても誇らしい気持ちになりました!

ゴッホは、彼の精神的・経済的な支援者であった弟・テオに膨大な数の手紙を送っています。
作品に向ける熱意や、画業への苦悩、人間関係の悩み、様々な思いが綴られています。
多くはオランダ語で書かれていますが、フランス語の手紙もありますので、ゴッホの原文が読めるかもしれません。
「手書きの文字は難しくて…」全然読めなかった私はこんな言い訳をしておりましたが、皆さんもぜひ試してみてください!

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